日産車体の中間決算…受託生産車不振で減収減益

自動車 ビジネス 企業動向
日産車体が生産する エルグランド
日産車体が生産する エルグランド 全 2 枚 拡大写真

日産車体が発表した2011年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比77.5%減の34億7600万円と大幅減益となった。

東日本大震災で部品が不足し、減産したのに加え、日産自動車からの受託生産車『セレナ』の同社における生産が昨年9月で終了、『エルグランド』や『ピックアップ』の生産台数も減少した。売上げ台数は同40.3%減の8万4097台と落ち込んだ。売上高も同31.2%減の1943億4700万円と大幅減収となった。

収益では減収の影響で経常利益は同78.5%減の32億6600万円だった。当期純利益は東日本大震災による災害損失や減損損失を計上したことなどから同93.9%減の4億0400万円だった。

通期業績見通しは、下半期に『クエスト』や『AD』などの売上げ台数が想定以上となる見通しとなったことなどから上方修正した。

売上高は前回予想より100億円増の4590億円、営業利益が17億円増の91億円、経常利益が16億円増の86億円、最終利益が53億円増の69億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る