ダイムラーは2日、中国合弁パートナーの北京汽車(BAIC)との提携関係を、いっそう強化すると発表した。
北京汽車は、中国の大手民族系自動車メーカー。2010年は、年間150万台を販売した。ダイムラーとの合弁、北京ベンツ汽車では、メルセデスベンツ『Cクラス』と『Eクラス』を現地生産している。
今回発表された提携強化の柱が、次世代エネルギー車の研究開発の促進。そのために、両社は追加投資を実施。新たなR&Dセンターの建設などを行う計画だ。
提携関係強化の調印式は、ドイツ・シュトゥットガルトで実施。ダイムラーからはディーター・ツェッチェ会長、北京汽車からはXu Heyi会長らが出席し、新たな取り決めが交わされた。