アウディは2日、2011年第3四半期(7〜9月)の決算を公表した。
同社の発表によると、ランボルギーニなどを含めたグループ全体の売上高は、前年同期比29.7%増の109億ユーロ(約1兆1770億円)。営業利益は、55.5%増の10億9000万ユーロ(約1180億円)となった。
アウディブランドの2011年1〜9月世界セールスは、前年同期比17.4%増の97万3211台。地元の欧州では、12.3%増の55万1981台を売り上げ、新型『A6』や『A1』が好調の原動力となった。
米国では、前年同期比15.5%増の8万4981台をセールス。中国は29.2%増の22万6010台と、大きく販売を伸ばす。
アウディのアクセル・ストロベック取締役は、「2011年1〜9月実績で、すでに2010年年間の営業利益を超えた」とコメントしている。