HUD市場、2020年に265億円規模…富士キメラ総研分析

自動車 ビジネス 企業動向
レクサスRXのヘッドアップディスプレイ
レクサスRXのヘッドアップディスプレイ 全 2 枚 拡大写真
富士キメラ総研は、カーエレクトロニクス市場をシステムとデバイス視点でとらえて調査し、2020年までの世界の自動車用電装システムや機器市場と技術動向について分析して、結果をまとめた。

今回の調査では、情報系デバイス6品目、情報系機器8品目、快適/安全系デバイス11品目、快適/安全系システム11品目、操作系デバイス6品目の5分野42品目を対象とした。

今回は特にドライバーと乗員に強く関わる「情報」、「快適」、「安全」の各分野を取り上げ、そのシステムやデバイスの動向を調べ、機能が集約するインパネ(計器盤)や周辺機器の現状と将来予測を行った。結果は報告書『車載電装デバイス&コンポーネンツ・セレクト2012<上巻:情報/安全/快適制御デバイス&コンポーネンツ編>』にまとめた。

注目される市場の2020年予測によると、ヘッドアップディスプレイは189万台、265億円となり、2010年と比べて390%に拡大する予想。欧州や北米で搭載の動きが加速する見通しだ。

タッチパネル(静電容量式)は2011年見通しの103.5倍の1378万枚、207億円に拡大を予想する。スマートフォンから波及する見通し。

また、ハプティックデバイスもタッチパネルと合わせて需要が高まると予測、2010年の50倍となる4312万個、150億円にまで成長すると見ている。

車載カメラモジュールは5637万個、1563億円と2010年比4.7倍を予測する。欧米の搭載義務化で拡大する見込み。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る