スズキ田村副社長、トヨタの軽参入「ディーラーの要求があって決断したと思う」

自動車 ビジネス 企業動向
スズキ・田村実副社長
スズキ・田村実副社長 全 3 枚 拡大写真

スズキの田村実副社長は7日、トヨタ自動車が軽自動車販売に参入したことについて「特に軽自動車率が高い地方のディーラーから軽を扱いたいというような要求があって、そういう気持ちになったのではないかと思う」との考えを示した。

田村副社長は同日都内で開いた決算会見後、一部報道陣に対し「販売網を維持するために必要最低限の台数がある。おそらくそれがトヨタでもディーラー側から特に地方において数字が下がってしまうということがでてきて、こういう決断をしたのではないかなと、僕は判断している」と述べた。

さらに田村副社長は「私どもが大きな車を望むと小さい車もおかしくなっちゃう。トヨタが小さい車に熱心になると今度はトヨタさんだって、そうなると感じているのではないか」とも語った。

一方、ホンダが軽事業を再構築する方針を示していることについては「役者が揃えば、それは厳しくはなってくる」とし、軽市場での競争が一段と激しくなるとの見通しを示した。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  3. スズキ初の量産EV『eビターラ』に期待の声!「リーフとどっちが安い?」など価格に注目集まる
  4. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  5. リアシートのない新型『ランドクルーザー250』発売!? 英国トヨタ工場で改造される“特別仕様”とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る