インド新車販売、2か月ぶりに減少…10月実績

自動車 ビジネス 海外マーケット
トヨタ・エティオス
トヨタ・エティオス 全 2 枚 拡大写真
インド自動車工業会は9日、インド国内の10月新車販売の結果をまとめた。商用車を含めた総販売台数(輸出を除く)は、24万4942台。前年同月比は13%減と、2か月ぶりに前年実績を下回った。

全販売台数のうち、乗用車は18万3142台。前年同月比は20%の大幅減で、こちらも2か月ぶりに前年実績を割り込む。

乗用車の大幅な落ち込みは、インド新車市場でトップシェアを握るスズキのインド子会社、マルチスズキの不振によるもの。同社の10月インド国内セールスは5万1458台にとどまり、前年同月比は52.2%減と、主力工場のストライキの影響をまともに受けた。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『ゼン・エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『A‐スター』などが、トータル4万1192台を販売。前年同月比は55.1%減と、大幅なマイナス。

一方、トヨタのインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は10月、前年同月比63%増の1万0762台と躍進。2010年12月に発売したインド向け戦略コンパクト、『エティオス』が10月、セダンが3405台、ハッチバックの『リーバ』が2454台の合計5859台を売り上げ、牽引役を果たした。



《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【プジョー 3008 新型試乗】いかにもプジョーな乗り味、室内は心地よい「異次元空間」…島崎七生人
  2. 伝説のスラントノーズ復活か? ボルシェ 911 が「フラッハバウ」導入へ
  3. 「ミニプリウスになったな」トヨタ『アクア』改良モデルの「ハンマーヘッド」採用にSNSも注目
  4. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  5. 「そういう時代か…」中国で生きていたホンダの最高級ミニバン『エリシオン』が話題に、「これなら日本でも売れる」の声も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る