ロシア新車販売、ヒュンダイが102%の大幅増…10月実績

自動車 ビジネス 海外マーケット
ヒュンダイ・ソラリス(海外名:アクセント)
ヒュンダイ・ソラリス(海外名:アクセント) 全 3 枚 拡大写真

欧州ビジネス評議会(AEB)は9日、10月のロシアにおける新車販売の結果を公表した。商用車を含めた総販売台数は24万0865台。前年同月比は27%増と伸びた。

ブランド別でトップに輝いたのはロシア自動車大手、アフトバスの乗用車ブランド、「ラーダ」。10月は4万9270台を売り上げた。しかし、前年同月比は3%減と後退する。販売の主力は『サマーラ』で、49%増の1万3948台と、ロシアで10月に最も売れた車となった。

大躍進を遂げたのは、2位のヒュンダイと、3位のGMのシボレー。10月実績は、ヒュンダイが前年同月比102%増の1万5537台、シボレーが41%増の1万5134台と、大幅増を記録した。ヒュンダイは新型車の『ソラリス』(海外名:『アクセント』)が1万0271台。シボレーは『ニーバ』が前年同月比75%増の5642台と牽引役を果たす。

以下、4位はキアで、前年同月比54%増の1万4771台と、ヒュンダイと並んで韓国メーカーは好調。5位の日産も伸びており、50%増の1万3671台。6位はルノーで、35%増の1万3607台を売り上げる。

ロシアの2011年1-10月累計新車販売は、前年同期比43%増の216万2504台。AEBのデビッド・トーマス会長は、「2011年通年では、255万台の販売が見込める」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る