ロシア新車販売、ヒュンダイが102%の大幅増…10月実績
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ブランド別でトップに輝いたのはロシア自動車大手、アフトバスの乗用車ブランド、「ラーダ」。10月は4万9270台を売り上げた。しかし、前年同月比は3%減と後退する。販売の主力は『サマーラ』で、49%増の1万3948台と、ロシアで10月に最も売れた車となった。
大躍進を遂げたのは、2位のヒュンダイと、3位のGMのシボレー。10月実績は、ヒュンダイが前年同月比102%増の1万5537台、シボレーが41%増の1万5134台と、大幅増を記録した。ヒュンダイは新型車の『ソラリス』(海外名:『アクセント』)が1万0271台。シボレーは『ニーバ』が前年同月比75%増の5642台と牽引役を果たす。
以下、4位はキアで、前年同月比54%増の1万4771台と、ヒュンダイと並んで韓国メーカーは好調。5位の日産も伸びており、50%増の1万3671台。6位はルノーで、35%増の1万3607台を売り上げる。
ロシアの2011年1-10月累計新車販売は、前年同期比43%増の216万2504台。AEBのデビッド・トーマス会長は、「2011年通年では、255万台の販売が見込める」とコメントしている。
《森脇稔》