志賀自工会会長、タイの重要性は変わらない

自動車 ビジネス 海外マーケット
自工会定例会長会見(参考画像)
自工会定例会長会見(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

日本自動車工業会の志賀俊之会長は15日の記者会見で、14日からタイで一部日系自動車メーカーの生産が再開されたことについて「なお状況が厳しいなかで再開できたのは、サプライヤーさんの大きな協力による」と語り、部品産業に謝意を表した。

一方で「まだ苦労しているサプライヤーさんは多数ある」とし、自工会としては「会員各社の情報の共有化などにより、今後も支援を強化していきたい」と強調した。

今後のタイ事業の位置づけについては「タイ国内での日本車のシェアは95%くらいに達している。部品産業の集積度も高く輸出基地としての条件も備えている」と指摘、「自動車メーカー、部品メーカーともその重要性は変わらないのではないか」と述べた。

タイ政府に対しては「事業が安心して再開、継続できるよう、お願いしていきたい」と話し、洪水を防ぐインフラ整備などを要請する意向を示した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、11月10日にタイで世界初公開へ
  5. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る