GMは15日、ウズベキスタンにエンジン工場を開設したと発表した。
このエンジン工場は、ウズアフトサノアト(ウズベキスタン自動車公社)とGMが合弁で設立。出資比率は、ウズアフトサノアトが48%、GMが52%で、工場はウズベキスタンの首都、タシュケント近郊に建設された。
同工場では、コンパクトカー用の排気量1.2/1.5リットルガソリンエンジン「エコテック」を生産。年間で最大22万5000基の生産を想定しており、まずはシボレー『スパーク』に搭載される。
GMは同工場を、中央アジアの中核エンジン製造拠点に位置づける方針。ロシアなど周辺各国だけでなく、将来的には全世界へエンジンを出荷する計画だ。
GM国際部門のジョン・バターモア副社長は、「この工場から、コンパクトで燃費性能に優れるエンジンを全世界の顧客に届けていく」とコメントしている。