【ロサンゼルスモーターショー11】リンカーンの大型クロスオーバー、MKT…300psの大台へ

自動車 ニューモデル モーターショー
リンカーンMKTの2013年モデル(ロサンゼルスモーターショー11)
リンカーンMKTの2013年モデル(ロサンゼルスモーターショー11) 全 8 枚 拡大写真

フォードモーターの高級車ブランド、リンカーンは16日、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー11において、2013年モデルの『MKT』を初公開した。

MKTは、3列シートのフルサイズクロスオオーバー。2011年2月には、大型セダンの『タウンカー』の後継車として、リンカーンの新しいリムジンのベース車両に指名されるなど、名実ともに同ブランドのフラッグシップ車となりつつある。

その2013年モデルでは、フロントマスクを大幅に変更。リンカーンのアイデンティティの縦基調グリルは、さらに繊細さを表現したデザインに代わり、バンパーの形状も見直された。

パワートレインの熟成も、2013年モデルのテーマ。FF車用の3.7リットルV6ガソリンエンジンは、吸排気系の改良やカムシャフトタイミングの最適化により、最大出力を268psから32ps引き上げ、300psの大台へ乗せた。リンカーンは、「最大出力はアウディ『Q7』やアキュラ『MDX』よりも上。メルセデスベンツ『Rクラス』の302psに匹敵する」と自信を見せる。

4WD車が搭載する3.5リットルV型6気筒ツインターボ「エコブースト」は従来通り、最大出力355ps。サスペンションに、「CCD」と呼ばれる連続ダンピングコントロール機能が新採用され、優れたハンドリングと乗り心地が追求されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. VW『T-Roc』新型、全車マイルドハイブリッドに…全長120mm拡大で快適性向上
  2. 「マークXの面影が…」タイで発表された新型「ヤリスセダン」がかっこいいと話題に!「教習車にも」の声
  3. フィアット『デュカト』2台をひとつに、キャンピングカー製造を効率化…独キャラバンサロン2025
  4. 日産、第3世代e-POWER向けエンジンに世界初技術…コールドスプレー工法バルブシート採用
  5. スズキ『アルトラパン』が10年目のビッグマイチェン! 開発者が語る「長く愛される理由」と、それでもデザインを大刷新したワケ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る