【ロサンゼルスモーターショー11】クライスラー 300S 426…排気量7リットルのモンスター

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クライスラー300Cの最強グレード「SRT8」をベースに排気量を7.0リットルへ拡大した「300S 426」(ロサンゼルスモーターショー11)
クライスラー300Cの最強グレード「SRT8」をベースに排気量を7.0リットルへ拡大した「300S 426」(ロサンゼルスモーターショー11) 全 5 枚 拡大写真

クライスラーグループは16日、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー11において、コンセプトカーの『300S 426』を初公開した。

同車は、新型『300』(日本名:『300C』)のスポーツモデルを、自社の高性能ブランド「MOPAR」が提案した1台。そのハイライトは、パワフルなエンジン。車名の「426」とは、426キュービックインチ=立方インチの意味で、排気量に換算すれば7.0リットルとなる。

ベースとなったのは、新型300の頂点に立つ「SRT8」グレード。この6.4リットルV型8気筒ガソリン「HEMI」エンジンを、排気量7.0リットルへ拡大。同社はパワースペックを公表していないが、SRT8の最大出力465ps、最大トルク64.3kgmを上回るのは確実だろう。

動力性能に関しても公表されていない。SRT8が0-96km/h加速4秒台、最高速282km/hだから、これを超えるパフォーマンスを実現していると見られる。この高性能を誇示するため、ボンネットはシースルー構造とされた。

現時点では、300S 426の市販化は宣言されていない。同社は「ロサンゼルスモーターショーでの反応を見て、市販化を検討したい」と説明している。

《森脇稔》

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