【北京モーターショー12】ダイムラーと中国BYD、共同開発EVを初公開へ

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中国のBYDオートのEV、e6(参考画像)
中国のBYDオートのEV、e6(参考画像) 全 3 枚 拡大写真

ダイムラーと中国BYD(比亜迪)は21日、2012年4月に開幕する北京モーターショー12(オートチャイナ12)に、共同開発したデザインコンセプトカーを出品すると発表した。

両社は2010年3月、技術提携を発表。2010年5月には、中国でEVを共同開発することを目的に、合弁会社の「深センBYDダイムラー・ニューテクノロジー社」を設立した。

北京モーターショー12で披露されるのは、両社の提携の具体的成果となるデザインコンセプトカー。2013年、中国市場へ投入する新型EVを示唆した1台になるという。

現時点では車名を含めて、このコンセプトカーの詳細は未公表。両社は、「ダイムラーの持つEV車両構造と安全面でのノウハウに、BYDのバッテリー技術を融合させたEV」と説明している。

BYDは1995年、中国・広東省に設立。BYDとは、「ビルド・ユア・ドリーム」の略だ。携帯電話用の二次電池の生産で実績を上げ、2003年にBYDオートを設立し、自動車事業へ参入。急成長を遂げている。

《森脇稔》

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