【東京モーターショー11】リコー、紙レーサーを出品…専用紙とアプリ

自動車 ビジネス 国内マーケット
リコー紙レーサー(東京モーターショー11)
リコー紙レーサー(東京モーターショー11) 全 2 枚 拡大写真

リコーは、第42回東京モーターショーに、専用紙にカラーペンで描いた車の絵をデジタルデータとして取り込み、他の人が描いた絵とレースができるアプリケーションソフト「紙レーサー」を出展すると発表した。

東京モーターショーへの出展を皮切りに、このアプリを搭載した専用機のテストマーケティングを自動車ディーラーや各種イベント会場など向けに実施する。

今回出展する紙レーサーは、専用紙に描いた車の絵が画面上で動く新感覚の体験型エンターテインメント。読み取った車の絵の色分布や線、面の形状といった画像の特徴を抽出・分析し、独自のアルゴリズムによって速度や加速力、グリップ力などの車の性能が決まる。他の人が描いた車と対戦して速さを競うことができる。

このアプリは、リコーがオフィス分野で培った帳票処理、OCR、類似画像検索等の画像処理技術、画像解析技術を応用して開発した。東京モーターショーでは、リコーのブース内に絵を描くためのスペースを用意、実際の対戦を体験できるほか、期間限定ウェブサイトも用意し、東京モーターショーで描かれた作品を公開する。

東京モーターショーに出展する専用機は、省スペース性を重視し、場所を選ばず手軽に利用することができるほか、プロジェクターや外部ディスプレイとつなぐことで、大画面でレースを楽しむことも可能だ。

今後、各種イベント会場、自動車関連企業のディーラーや住宅展示場などで、家族などへ向けたサービスとして展開していく方針。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  2. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  5. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る