IHIの子会社である新潟原動機は24日、国内初となるタグボート用ハイブリッド推進システムを開発したと発表した。
同システムは、ハイブリッド自動車と同様にエンジン、モーターおよび高性能蓄電池を用いた推進システム。駆動源(主機関、モーター)、電力供給源(ディーゼル発電機関、高性能リチウムイオン電池)をそれぞれ2つずつ搭載。それらの組み合わせにより、状況に応じた効率良い運転を可能としている。従来同型機関に比べ約20%の燃料消費量低減を実現している。
同社では、タグボート以外の船舶への適用を目指し、船舶の環境負荷低減に積極的に対応していく。