本田技研工業は24日、『フィット』『ゼスト』など計21車種の手動運転補助装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、1997年2月13日~2010年12月22日に製作された940台。
手動運転補助装置(ホンダテックマチック)装着車両で、ブレーキリンク機構の軸受け部の構造が不適切なため、軸受け部に過度な応力がかかり、軸受け部の締結ボルトに亀裂が生じてボルトが折損し、ブレーキが利かなくなるおそれがある。
全車両、ブレーキリンク機構の締結ボルトと軸受けカラーを対策品と交換する。
不具合発生件数は2件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。