フィアットの高性能車部門、アバルトは21日、イタリアで12月3日に開幕するボローニャモーターショー11において、アバルト『プント スコーピオン』を初公開すると発表した。
同車は、アバルト『プント』をベースに、さらなる高性能化を図ったモデル。心臓部には、2011年9月のフランンクフルトモーターショー11でデビューを飾った『プント スーパースポーツ』と同じエンジンが収まる。
このユニットは、1.4リットル直列4気筒ガソリン「マルチエア」のターボ版。最大出力180ps/5750rpm、最大トルク27.5kgm/2500rpmを引き出し、0-100km/h加速7.5秒、最高速216km/hの性能をマークする。
外観は、ボディカラーを専用のマットブラックで塗装。リアはセンターエグゾーストで引き締められた。スポーツサスペンションやスポーツシート、アルミペダルも奢られた。
このプント スコーピオン、限定99台のみを生産。価格に関して、現時点では公表されていない。