パナソニック、年産300MWの太陽電池工場をマレーシアに新設

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パナソニックは、マレーシアに太陽電池を生産する拠点を新設すると発表した。ウエハからセル、モジュールまで一貫生産する新工場を建設する。

マレーシアに「パナソニック・エナジー・マレーシア」を設立する。資本金は9億2000万リンギット(約225億円)。

新工場の年間生産能力は300MWの予定で2012年12月から生産を開始する。投資額は450億円。

太陽電池市場は、世界的な環境意識の高まりや、各国の補助金制度・電力買取制度の導入などによって、今後も拡大が見込まれており、特にHIT太陽電池向けの主力である住宅用を中心に旺盛な需要が見込まれている。

同社は、今回の新工場建設で太陽電池の生産量を拡大し、市場ニーズに応えるとともに、ウエハ、セル、モジュールの一貫生産を実現することで、コスト競争力の強化を図る。さらに、これまでのモジュール販売に加え、蓄電池などを組み合わせたシステム販売やパナソニックグループの総合力による「まるごとソリューション事業」との連携でグローバル展開を加速する。

《レスポンス編集部》

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