【シトロエン DS5 海外試乗】奇跡的なスタイルに圧倒される…まるも亜希子

試乗記 輸入車
シトロエン DS5
シトロエン DS5 全 18 枚 拡大写真

ただでさえ独創的なモデルがそろうシトロエンの中でも、さらに華やかで刺激的な個性を持つ新ライン、DSシリーズ。2012年夏頃に日本にやってくる予定なのが、『DS3』、『DS4』に続く第三弾にしてトップレンジとなる『DS5』だ。

【画像全18枚】

プラットフォームはDS4が使うプラットフォーム2をストレッチした専用設計だけれども、全長は『C5』より約25cm短く、意外にコンパクト。でもデザインは今までに見たこともないモチーフが盛りだくさんで、その奇跡的なスタイルに圧倒される。

ヘッドライトからフロントガラスに向かう、長い剣のようなクロムラインや、ルーフとサイドウインドウが溶け合ってしまったかのようなリアビュー。

インテリアを見れば、腕時計のベルトのような“ウォッチストラップ”シートや、パイロット気分になれるインパネの斬新さに惹き付けられる。

今回の試乗車は3タイプのパワートレインがあり、1.6リッターガソリンは200psの6速MTと155psの6速AT。そして2.0リッターディーゼルハイブリッド+EGS(2ペダルMT)も含めて全て直4を採用している。

日本に導入されるのは残念ながら155psの1.6リッターガソリン+6速ATのみだが、これがハイブリッド並みに静かで乗り心地もなめらか。プラットフォームの関係で、シトロエンの代名詞的サスペンションシステム「ハイドラクティブ3」は搭載されていないにも関わらず、これはこれで快適だ。

試乗コースの南仏ニースは、小高い丘に住宅がひしめき迷路のようで、海沿いの道は朝夕の渋滞が激しかったが、そんな条件でも低回転からしっかりトルクの出るキビキビ感と、リアまで一体感のあるハンドリングが楽しめた。高速ではもはや、追い越しもクルージングも思いのまま。

日本には入らないディーゼルハイブリッドと比べてしまうと、瞬時の加速フィールやどっしりとした安定感は薄味に感じてしまうものの、DSシリーズ流のプレミアムをしっかり感じたDS5だった。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★

まるも亜希子/カーライフ・ジャーナリスト
映画声優、自動車雑誌編集者を経て、カーライフ・ジャーナリストとして独立。現在は雑誌・ウェブサイト・ラジオ・トークショーなどに出演・寄稿する他、セーフティ&エコドライブのインストラクターも務める。04年・05年にはサハラ砂漠ラリーに参戦、完走。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(2011-2012等)、AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。公式ブログ『運転席DEナマトーク!』他アップ中。ニッポン放送『DRIVE with ECO&DREAM』(月〜金曜日、19時19分〜)レギュラー。

《まるも亜希子》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ゼンリン、「都道府県型キーホルダー」全47種を発売…地図ブランドから誕生したカラビナ型アクリル雑貨
  2. 「このサイズ感の車待ってた!」走りのミニバンとして復活!? トヨタ『エスティマ』次期型に期待の声
  3. 日産『ノートオーラNISMO』8月改良か、ブラック仕様追加の可能性
  4. トヨタ『クラウン・クロスオーバー』、改良新型のデザイン先行公開…9月発売へ
  5. 【アウディ Q3スポーツバック 新型試乗】このサイズでも欧州では「Aセグメント」! 電気に頼らないICEの潔い走り…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  2. 「容赦なきエルグランド包囲網」トヨタの高級ミニバン『アルファード』改良発表にSNS注目! 価格も争点に
  3. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
  4. 【日産 リーフ 新型】次世代EVのスタンダードを描いた、“スーパーエアロ”と“スーパーフラッシュ”デザイン
  5. 神奈川個人タクシー、電脳交通のクラウド配車システム「DS」導入…S.RIDEとUberにも対応
ランキングをもっと見る