トヨタ内山田副社長、ディーゼル「しばらくはあるが、ずっとあるわけではない」

エコカー 燃費
トヨタ自動車・内山田竹志副社長
トヨタ自動車・内山田竹志副社長 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車の内山田竹志副社長は29日、ディーゼルエンジンの将来性について「しばらくはあるけども、ずっとあるというわけではない」との考えを示した。内山田副社長は同日都内で開いた『プリウスPHV』発表会で一部報道陣に対し語った。

【画像全2枚】

内山田副社長は「ディーゼルはある程度、まだヨーロッパ、新興国を中心に使われていくと思うが、将来的には燃費規制がどんどん厳しくなってきて、ディーゼルの技術の延長線上ではクリアできない。これはヨーロッパのメーカーも分っている。ですからみなさん盛んに最近はハイブリッドとかプラグインとかを開発しだしている」と指摘。

その上で「本当にエミッションのこと考えてガソリン並みの排ガス規制をやるといった途端に、これは莫大なコストがかかってしまうので、しばらくはディーゼルはあるけども、ずっとあるというわけではない」との見通しを示した。

また独BMWからディーゼルエンジンを調達するとの一部報道については「憶測記事で、ここでも念を押すが、我々は正式にコメントする状況にはない」と述べた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. ルノー『クリオ』新型、フランスで受注開始…約350万円から
  4. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  5. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る