カーブに夏タイヤ…雪の東北道で13台の多重衝突

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25日午前8時20分ごろ、岩手県八幡平市内の東北自動車道上り線で、大型トラックの単独スリップを発端として、車両13台が関係する多重衝突に発展した。この事故で3人が軽傷を負った。当時の路面は圧雪状態だったという。

岩手県警・高速隊によると、現場は八幡平市上の山付近で片側2車線の緩やかなカーブ。現場付近は早朝から雪が降っており、路面は圧雪状態となっていたが、進行中の大型トラックがスリップし、横向きとなった車体は2車線を塞ぐ状態で停止。これを目撃した後続車両が停止したが、後方でこれに気づくことが遅れたものが追突。結果として数か所で玉突き状態となり、13台が巻き込まれた。

この事故で3人が打撲などの軽傷を負った。高速バス1台も事故に巻き込まれているが、バスの乗客にケガはなかった。

警察ではカーブと吹雪で見通しが悪かったことや、事故に巻き込まれた車両の中に夏タイヤ装着車が含まれていたことから、被害が拡大したものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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