メルセデスベンツから未来の大型トレーラー…空気抵抗18%低減
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同車は、メルセデスベンツが25年以上に渡って研究開発に取り組んできたエアロダイナミクス性能を、大型トレーラーに反映させたスタディモデル。その狙いは、燃費の向上にある。
牽引される荷台部分は、タイヤ部分まで覆うようにサイドパネルを回り込ませたのが特徴。リアエンドも、強く絞り込まれているのが目を引く。ダイムラーによると最大18%、空気抵抗を減らすことが可能になるという。
空気抵抗の低減は、燃費の改善に直結し約5%燃費を引き上げる効果があるという。年間15万km走行する場合で試算すると、2000リットルの軽油の消費と、5t以上のCO2排出量を削減できるという。
ダイムラーはこのエアロトレーラーの考え方を、近い将来、市販のメルセデスベンツトレーラーに導入する方針だ。
《森脇稔》