【東京モーターショー11】三菱益子社長、PHVのEV走行距離は50km以上に

自動車 ニューモデル モーターショー
三菱 Consept PX-MiEV 2
三菱 Consept PX-MiEV 2 全 6 枚 拡大写真
三菱自動車工業の益子修社長はプレスブリーフィングで、前回2009年の東京ショーに次いで今回も参考出品したプラグインハイブリッド車(PHV)である『Concept PX-MiEV 2』の基本性能目標を公表した。

モーターのみのEV(電気自動車)走行の可能距離は、50km以上としており、益子社長は「日常ではほぼEVとして使用できる」と説明した。PHVとしての複合燃費については60km/リットル以上を目指し、航続距離は800kmを目標とする。

同社はPHV技術を「プラグインハイブリッドEVシステム」と呼んでいる。加速時や高速走行時にエンジンを使う場合は「シリーズ走行モード」あるいは「パラレル走行モード」に自動的に切り替え制御するという。

益子社長は、次世代環境技術の展開について、「軽自動車やコンパクトカーはEV、長距離移動の機会が多い中型以上についてはプラグインハイブリッドEVシステム」と使い分ける方針を表明した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. ヤマハ、V4エンジンを搭載した新型「YZR-M1」を初公開! MotoGP サンマリノGPに投入へ
  4. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  5. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る