ホンダは、新設計のプラットホームとパワープラントを採用した新型軽乗用車「N」シリーズの第1弾モデル『N BOX』を12月16日から発売すると発表した。
N BOXは、革新プラットフォームの採用で、軽乗用車の概念を超えた広さ、快適さ、経済性を追求、ホンダが得意とするミニバンの魅力を軽乗用車に凝縮した「ミニ・ミニバン」を目指して開発された。
同社のクルマづくりの原点でもある「M・M(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)思想」を具現化した新たなプラットフォームは、『フィット』に採用したパッケージングテクノロジー「センタータンクレイアウト」と、新開発のパワープラントを組み合わせ、軽乗用車としては最大級の室内空間を確保した。
また、新開発のエンジンとトランスミッションにより力強い走りと燃費性能の両立を図った。ハイブリッド車に展開してきたアイドリングストップ機構を採用、22.2km/リットル(JC08モード)の低燃費を実現した。
また、強い個性と存在感を求めるユーザー向けに『N BOX カスタム』も設定する。
販売目標は月間1万2000台。価格はN BOXのG・LパッケージのFFが134万円、N BOX カスタムのG・LパッケージのFFが155万円。