【東京モーターショー11】ヤマハ柳社長「二輪車市場は2020年には8000万台の予測も」

自動車 ニューモデル モーターショー
ヤマハ(東京モーターショー11)
ヤマハ(東京モーターショー11) 全 4 枚 拡大写真

ヤマハ発動機の柳弘之社長はプレスブリーフィングで、世界の二輪車市場について「年間6000万台を超えるまで成長し、2020年には8000万台のメガ市場も予測される」と述べ、さらに拡大していくとの見方を示した。

その根拠は、地域に応じてさまざまな使われ方をしているからだ。例えば、新興国市場では、便利で安価な移動手段として広く普及し、「特にASEANやインドでは、若者が自己主張できるスタイリッシュな乗り物としての位置を獲得している」という。

一方、先進国市場では「都市型のコミューターとして、またレジャー志向のお客様には楽しい乗り物として、さらにスポーツ志向のお客様にはエキサイティングな乗り物として定着している」と柳社長は説明する。

大事なのは、それぞれ求めるものが違うお客にいかに応えていくかである。ヤマハ発動機では、「豊かな生活を創る」「楽しい移動を創る」「人・地球・社会に優しい知的な技術を創る」という3つを軸に、エンジン技術、制御技術、新しい動力源技術を進化させ、環境・安全と調和した二輪車を提案し続けていく方針だ。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 劇的に流麗! アウディ『Q3スポーツバック』新型に備えよ
  2. 元世界王者レイニー、34年ぶりのラグナセカを特別なヤマハ『XSR900 GP』で駆け抜ける
  3. ポルシェデザインのタワマンは最高72億5000万円、アジア初バンコクの物件が日本発売へ
  4. ルノー、新型SUV『ボレアル』発表…世界70か国以上に投入へ
  5. プロが教える“失敗しない”キャリパー選びと注意点~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る