独BMWからのディーゼルエンジン(DE)調達を決めたトヨタ自動車の内山田竹志副社長は、1日の記者会見で同社によるディーゼルエンジンの開発や生産は継続する方針を表明した。
調達するDEは1.6リットルと2リットルであり、内山田副社長は「1.6リットルは当社のライナップに穴が開いており、(調達に)協力していただくことにした」と説明した。
BMW製のDEは、2014年から供給を受け「当初は欧州での生産車への搭載が中心になる」(欧州トヨタのディディエ・ルロワ社長)という。
一方、両社の資本提携についてトヨタの伊原保守取締役専務役員は、「今現在は考えていない。協力関係が広がる段階で必要であれば検討していく」と語った。