メルセデスベンツ Sクラス にレーダーセーフティパッケージを標準装備

自動車 ニューモデル 新型車
メルセデスベンツ S63 AMG long
メルセデスベンツ S63 AMG long 全 1 枚 拡大写真

メルセデスベンツ日本は、レーダー波を用いて前方や側方の車両など障害物を検知し、自動的にブレーキを作動させ衝突の危険性を低減する予防安全システム「レーダーセーフティパッケージ」を『Sクラス』に標準装備すると発表した。

レーダーセーフティパッケージは、レーダー波を使用することで雨や雪、霧といった悪天候や夜間など、人間の目やカメラでは認識できない視界が悪い状況下でも、高い検知能力を発揮する。

車両前方中央に設置した77GHz帯ミリ波レーダー、前後左右に設置した24GHz帯超広帯域レーダーにより、前方や左右後方の車両など障害物との距離や相対速度を迅速かつ正確に測定し、衝突の危険性があると判定した場合、自動的にブレーキを作動して衝突の回避または被害の軽減につなげる。

レーダーセーフティパッケージの「BAS(ブレーキ・アシスト・システム)プラス」「PRE-SAFEブレーキ」が前方衝突の危険性を検知すると、ドライバーのブレーキ操作をサポートする。「アクティブブラインドスポットアシスト」は、車線変更時などに車両の斜め後方の死角エリアをモニタリングし、衝突の危険が迫ると各輪独立の自動ブレーキ介入によりコースを修正する。

「ディストロニック・プラス」はクルーズコントロール使用時に、レーダーシステムにより前方の車両を監視し、ブレーキやアクセルを自動制御し車間や速度を適切に保持するとともに、先行車が停止した場合や渋滞路では、時速0km/hまで減速する渋滞追従機能を備えた。

また「アクティブレーンキーピングアシスト」はカメラによって自車が車線から外れていることを検知すると、ステアリングを微振動させてドライバーに警告するとともに、各輪独立にブレーキを自動制御し車線逸脱を回避する。

「S550 BlueEFFICIENCY」の価格は1385万円。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. トヨタ、愛知県豊田市に新車両工場を建設へ…2030年代初頭稼働めざす
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る