ダイムラーは1日、イタリアで3日に開幕するボローニャモーターショー11に、イタリアの二輪メーカー、ドゥカティとコラボレーションした特別なメルセデスベンツ『SLK55AMG』を出品すると発表した。
2010年11月、ドゥカティとメルセデスベンツの高性能車部門、AMGは共同マーケティング活動を目的とするパートナーシップ契約を締結。これを受けて今年のボローニャモーターショーでは、特別なSLK55AMGが展示されることになったのだ。
このSLK55AMG、ボディカラーを「ストリートファイターイエロー」と呼ばれるまぶしいイエローで塗装。これは、ドゥカティ『ストリートファイター848』をモチーフに、AMGパフォーマンススタジオが手がけた特別色だ。
アルミホイールはブラックで仕上げられ、イエローとのコントラストが際立つ。室内は、ブラックのナッパレザーを基本に、イエローのアクセントをあしらった。カーボンファイバーパネルも特別装備。ダッシュボードやロールオーバーバーも、レザー仕上げとした。ドアを開けると、イエローの照明が足元を照らす。
このイエローのSLK55AMGに合わせて、ドゥカティのストリートファイター848も、車体にイエローを配した。この2台が並んで、3日に開幕するボローニャモーターショー11で披露され、高性能ぶりをアピールする。
新型SLK55AMGは2011年9月、フランクフルトモーターショー11でデビュー。「M152型」5461cc直噴V型8気筒ガソリンエンジンは、最大出力422ps/6800rpm、最大トルク55.1kgm/4500rpmを発生。0-100km/h加速は4.6秒、最高速は250km/h(リミッター作動)の実力だ。