【東京モーターショー11】オール電化移動空間は200万円から…三菱の給電システム

自動車 ニューモデル モーターショー
駆動用バッテリーから家電などへの給電を披露(東京モーターショー11)
駆動用バッテリーから家電などへの給電を披露(東京モーターショー11) 全 3 枚 拡大写真

三菱は12月に発売を開始する軽商用電気自動車『ミニキャブMiEV』の使用イメージとして「MiEVカフェ」を展示。同車の駆動用バッテリーから1500W(AC100V・15A)までの給電が可能な大電力給電装置(試作品)を使ったカフェ空間を提案している。

【画像全3枚】

このMiEVカフェ・コーナーでは、ミニキャブMiEVの駆動用電気約300V(直流)を家庭用100V・15A(交流)に変換して、電子レンジや照明を使用するシーンを紹介。担当者は「4人家族が1日暮らせるぐらいのエネルギーを持つシステム」と説明していた。

「災害時やキャンプなどのレジャー使用時に、こうした家電などの利用で駆動用バッテリーが空になったら困るなあ」という来場者の声に対して担当者は「10から20km程度走れる電力は確保するように組まれている。バッテリーが空っぽになるという心配はない」と答えていた。

ガソリンに頼らない“オール電化移動空間”。担当者は「給電装置まで含めた値段は補助金を入れて200万円からといったところ」と売り込む。

試作品の赤い給電装置は、「もっと小さくなる。展示試作品の半分程度のサイズになるだろう」と話していた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「間違いなく正解」新型トヨタ『RAV4』がSNSで話題沸騰! 注目グレードはやはり「GRスポーツ」
  2. メルセデスベンツ『GLC』新型、最終デザインを入手! ハイエンドモデルにはV8か
  3. 3代目ホンダ『シビック・タイプR』、1/18スケールダイキャストミニカー発売…ディスプレイエンジン付属
  4. ダイハツ『ミゼットX』に大阪バージョンが登場!“ソロキャン”向けの単座仕様に…Japan Mobility Show KANSAI 2025
  5. ホンダ『CB1000F』3Dモデルを無料配布、CLIP STUDIO ASSETSでリアルに再現
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る