【東京モーターショー11】日野白井社長「トラックもバスもハイブリッドが当たり前の時代に」

自動車 ニューモデル モーターショー
日野(東京モーターショー11)
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日野自動車の白井芳夫社長はプレスブリーフィングで、トラックやバスの環境性能を高めるために、「最も適しているのはハイブリッドだ」と力説した。

ハイブリッドは走れる距離、運べる荷物の量、荷台架装への対応性、そしてコスト、「すべてにバランスがいい」という。電気自動車は最近、脚光を浴びているが、トラックには向かないそうだ。というのも、長距離を走る大型トラックを電気自動車にすると、電池だけで積載量が一杯になり、荷物が全く積めなくなってしまうからだ。ちなみに400km走行するためには、バッテリーを20tも積まなければならないそうだ。

そんなこともあり、日野自動車では1991年の世界初のハイブリッド路線バスを皮切りに、中型トラック、観光バスなど次々にハイブリッド車を投入。これまでに生産したハイブリッド車は1万2000台を超えたそうだ。

「トラックやバスも『ハイブリッドが当たり前』という時代がやってきている」と白井社長。プレスブリーフィングの終了間際には、『デュトロ・ハイブリッド』のCMに登場している俳優の佐々木蔵之介さんが駆けつけ、白井社長とともにハイブリッド車の素晴らしさをPRしていた。

《山田清志》

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