【COTY 選考コメント】女性の心理を理解していないのでは?…岩貞るみこ

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日産リーフ
日産リーフ 全 5 枚 拡大写真

前評判はもとより、開票してみたら『リーフ』ぶっちぎりでしたね。すいません、私は1点しか入れていません。

写真:リーフとミライース

そりゃ確かに、電気自動車の市販車としての役割は大きいと思います。世の中にリリースしなければ、充電システムも進まないでしょう。2011年のこの年、リーフが世の中に出たという事実は、日本カーオブザイヤーの歴史に残さなければいけないというのもわかります。でも、だったら実行委員会特別賞でいいと思ったのでした。

私がリーフに投じなかったのは、物理的に買えない人が多すぎるから。マンション住民やら、家から離れた場所にある駐車場を借りている人とか、まだまだ電気自動車を受け入れられない状況にいる人が多すぎます。航続距離の短さと、家から離れた場所での充電施設の少なさもクルマとしてどうよ? と、疑問が残ります。

女性のように短距離で毎日という人に向いているといいますが、いや~、それって女性の行動&心理を理解していないのでは?

リーフが今年度のイヤーカーになるんだろうなという業界全体の雰囲気はわかっていたけれど、そういう理由もこめて、今後の電気自動車のさらなる飛躍に期待して、1点とさせていいただきました。

私のイヤーカーは、軽自動車の原点をみつめなおした、ダイハツの『ミライース』です。

岩貞るみこ|モータージャーナリスト/エッセイスト
女性誌や一般誌を中心に活動。イタリア在住経験があり、グローバルなユーザー視点から行政に対し積極的に発言を行っている。主にコンパクトカーを中心に精力的に取材中するほか、最近はノンフィクション作家として子供たちに命の尊さを伝える活動を行っている。JAF理事。チャイルドシート指導員。国土交通省 安全基準検討会検討員他、委員を兼任。

《岩貞るみこ》

岩貞るみこ

岩貞るみこ|モータージャーナリスト/作家 イタリア在住経験があり、グローバルなユーザー視点から行政に対し積極的に発言を行っている。レスポンスでは、女性ユーザーの本音で語るインプレを執筆するほか、コラム『岩貞るみこの人道車医』を連載中。著書に「未来のクルマができるまで 世界初、水素で走る燃料電池自動車 MIRAI」「ハチ公物語」「命をつなげ!ドクターヘリ」ほか多数。2024年6月に最新刊「こちら、沖縄美ら海水族館 動物健康管理室。」を上梓(すべて講談社)。

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