フェラーリ、新カスタマイズプログラム導入…デニム内装も

自動車 ニューモデル 新型車
デニム内装をはじめ顧客の好みが反映できるフェラーリの「テーラーメイド」プログラム
デニム内装をはじめ顧客の好みが反映できるフェラーリの「テーラーメイド」プログラム 全 5 枚 拡大写真

フェラーリは6日、オーナーの個性とテイストを車両に反映することを目的に、「テーラーメイド」と呼ばれる顧客向けのパーソナライゼーションプログラムを導入すると発表した。

画像:フェラーリのテーラーメイド

1950-60年代、フェラーリはオーダーメイド体制で車両を生産しており、顧客が素材、色、仕上げなどを自由にカスタマイズできた。その伝統を現代に受け継ぐのが、このテーラーメイドだ。

テーラーメイドには代表的なプログラムとして、「Scuderia(スクーデリア)」、「Classica(クラッシカ)」、「Inedita(イネディタ)」の3種類が用意される。

スクーデリアは、フェラーリ伝統のモータースポーツのイメージを反映。カーボンファイバートリム、シャモアと呼ばれるセーム革、アルカンターラ、マイクロファイバーケブラー、サテンフィニッシュ、マットメタルなどの素材で仕上げられる。

クラッシカは、歴代フェラーリで使われた優雅なパステルカラーをはじめ、ビンテージレザー、ウール、カシミア、ベルベットなどの素材を採用。インテリアには外装とコーディネートして、クロームメッキエレメントやナチュラルレザーが使われた。

イネディタは、イタリア語で「未発表」の意味。3種類の中で、最も実験的な仕様だ。素材には、自動車用としては珍しいデニムやボールドレザー仕上げなどを導入。ナチュラルファブリックとテクニカルファブリックの組み合わせなど、クラシカルな雰囲気の中に、未来的なスタイルを融合させている。 

フェラーリは、「必ず満足いただける一台に仕上がるよう、選任デザイナーが最後までサポートする」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『GT-R』をオリジナルアルミボディでカスタム、「R356」がふるさと納税の返礼品に…三重県明和町
  2. ランクル最小モデル登場!トヨタ『ランドクルーザーFJ』世界初公開、日本発売は2026年央頃に
  3. どうやって駅構内に運んだ?『クロスビー』改良新型のJR浜松駅搬入の裏側をスズキが公開
  4. 特装車メーカー「トノックス」、超小型モビリティ「クロスケ」など展示へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る