[無償点検・修理]オムロンと京セラ、パワーコンディショナに発煙の恐れ

自動車 ビジネス 国内マーケット
京セラのパワーコンディショナの銘板シール
京セラのパワーコンディショナの銘板シール 全 2 枚 拡大写真

オムロンと京セラは、パワーコンディショナの一部に発煙の恐れがあるとして、対象製品の無償点検・修理を実施すると発表した。

製品に内蔵されているフィルムコンデンサという部品に一部性能の低いロットが含まれており、雷など外部からの異常な高電圧(サージ)を受けると、部品が破損し、発煙する恐れがある。京セラは、仮に発煙しても、製品が金属カバーで覆われているため、製品内での焼損にとどまり、発火・延焼に至ることはないと説明している。

対象となるのは、オムロンが2001年10月から2002年8月の間に製造したオムロンブランドの「形KP40F」、京セラブランドの「PVN-402」「PVN-302」。対象製品の利用者に「ダイレクトメール」を送付し、点検・修理を実施する。対象製品かどうかは、パワーコンディショナの側面に貼られている銘板シールの形式と製造番号で確認できるということだ。

点検と修理は、パワーコンディショナが動作している日中に一時的に運転を停止して実施される。作業時間は、準備と作業後の確認を含めて1時間30分程度。点検・修理を待っている間に、異常(異臭・発煙)が生じた場合、パワーコンディショナの運転スイッチを切って使用を中止し、販売店などに連絡してほしいとしている。

オムロンと京セラ、パワーコンディショナに発煙の恐れで無償点検・修理へ

《小林@太陽生活ドットコム》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る