東日本大震災の津波被害にあった子どもたちを取材した「『つなみ』の子どもたち〜作文に書かれなかった物語」が、文藝春秋より刊行された。
同書は、今年6月に文藝春秋の臨時増刊として刊行され、18万部を発行するベストセラーとなった「つなみ 被災地のこども80人の作文集」で企画・取材・構成にあたったジャーナリストの森健氏による書き下ろしドキュメント。作文集に登場する9人の岩手県と宮城県の被災地の子どもたちと家族の物語を綴っている。
母と弟を失った小学生の娘と父の再起への道のり、父を亡くした小学生の男の子を救ったお寺での避難所生活、妹の救助に奮闘、その様子を書いた作文を褒められたことで立ち直った高校生など、作文を書いてくれた子どもたちと家族の「その後」を伝えており、作文集から生まれた、10の家族の喪失の悲劇と再生への日々を追っている。





