東風日産・任副総経理、ヴェヌーシアのEVが近く認可

自動車 ビジネス 海外マーケット
東風日産乗用車公司・任勇副総経理
東風日産乗用車公司・任勇副総経理 全 2 枚 拡大写真

日産自動車の中国乗用車メーカーである東風日産の任勇副総経理は12日、広州市の本社で日本の報道陣と会見し、自主ブランドによる電気自動車(EV)が2012年初めに政府の製造許可を得られるとの見通しを示した。

東風日産は12年前半に立ち上げる自主ブランド「ヴェヌーシア」事業の一環として、遅くとも15年までに同ブランドによるEVを中国市場に投入する計画だ。

同EVの発売時期は未定だが、製造認可が得られれば、比較的早い段階での立ち上げも可能となる。任副総経理は、投入時期や生産規模について「政府の普及策による補助などの詳細を見た上で、計画を出していきたい」と語った。

また、任氏は次世代環境車について、「日産は(世界を)リードする立場にある。東風日産は、日産の技術ノウハウと当社の経営資源を生かしながら、中国での普及に貢献したい」と述べた。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  2. 日産『GT-R』生産終了、4万8000台を製造し18年の歴史に幕…次期型に知見継承へ
  3. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  4. マツダ『ロードスター』35周年、歴代4モデルのピンバッジを先行販売…8月29日から
  5. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る