サーブ、中国企業から初の資金獲得

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サーブのスウェーデン・トロールハッタン本社工場
サーブのスウェーデン・トロールハッタン本社工場 全 1 枚 拡大写真

10月末、中国企業2社に買収されることで基本合意した後も、短期的な運転資金不足状態が続いていたスウェーデンの自動車メーカー、サーブオートモビル(以下、サーブ)。同社が中国企業から、最初の資金を受け取ったことが分かった。

これは13日、『ロイター』が報じたもの。同メディアの取材に対して、サーブの親会社、スウェディッシュオートモビルのビクター・ミューラーCEOは、「中国出資パートナーのヤングマン(浙江青年蓮花汽車集団)から、340万ユーロ(約3億5000万円)の入金があった」と明かしたという。

サーブはこの資金を、支払いが遅れている11月分の従業員の賃金に充てる方針。同社は中国企業からさらなる融資を受け、操業停止が続くスウェーデン・トロールハッタン工場の早期再開を目指す。

《森脇稔》

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