【GARMIN nuvi 2582V 写真蔵】VICS&みちびき対応の高精度PND中核モデル

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
VICSの渋滞情報はこのように図形で表示できる。高速道路や幹線道路の渋滞情報は通常の地図よりこの図のほうが見やすい。
VICSの渋滞情報はこのように図形で表示できる。高速道路や幹線道路の渋滞情報は通常の地図よりこの図のほうが見やすい。 全 25 枚 拡大写真

『nuvi 2582V』はワンセグとVICSを搭載したコンパクトPNDだ。GARMINがこの秋に発売した6機種のうち上から2番目に位置するモデルとなる。しかし、単にトップモデルから機能を削っただけの2番手モデルではない。

トップモデルの『nuvi 3770V』はスタイリッシュな超薄型ボディが最大の特徴となる未来的なモデルだが、ここで紹介するnuvi 2852Vは従来のGARMINのテイストを踏襲するベーシックなボディ。そのため価格はよりリーズナブルになっているのだが、ここで注目すべきは、nuvi3770Vにはないワンセグ受信機能が、nuvi 2852Vにはあるということだ。

つまり、スタイリッシュで高品位なnuvi 3770Vとワンセグ対応のnuvi 2852Vというキャ付けがなされており、両モデルは上下に位置するというよりは双璧、ツートップといえる。

では、まずアウトラインから確認していこう。ディスプレイサイズは5インチのWQVGA、重量190g、メモリ容量は8GB。シンプル、コンパクトを信条とするGARMINのラインアップの中で5インチは大きい方だが、日本のPNDのマーケットの中ではやはりコンパクトな部類に入るだろう。バッテリー駆動時間は約2時間となっている。

機能面では、交差点名読み上げの音声案内、スマートインターチェンジ対応、みちびき補完信号受信に対応したGPSエンジンなど、最新のGARMIN PNDに共通の新機能を搭載している。それに加えてVICS対応、ワンセグ受信機能、携帯電話を接続できるBluetoothも搭載しており、ハンズフリー通話が可能となっている。ただし、従来モデルに搭載されていたインターネット検索機能はこの秋発表された6モデルすべてで外された。

外観は相変わらずシンプル。ディスプレイ周辺がガンメタ塗装、それ以外が黒い樹脂で覆われたボディはその伝統に従い、スイッチがひとつしか無い。一言で言えばGARMINらしい外観だ。GARMINらしさとは、高級そうに見える演出をしない、機能性を重視する、デザインされていることを感じさせないデザイン、といったテイストといえるだろう。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る