志賀自工会会長、超円高で販促エネルギー喪失

自動車 ビジネス 企業動向
日本自動車工業会・志賀俊之会長(参考画像)
日本自動車工業会・志賀俊之会長(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

日本自動車工業会の志賀俊之会長は15日の記者会見で、自動車産業の景況について「超円高によって(日本各社は)世界の各市場で販促活動のエネルギーが奪われている。実体感として円高が重くのしかかっている」と指摘した。

財政危機に揺れる欧州に対しては「新車市場自体はドイツや英国がプラスとなるなど、まだら模様になっており、一律に悪いわけではない。しかし、日本各社はユーロに対する円高のダメージもあり、楽観的な見通しは立てられない」と語った。

一方で米国市場は11月の新車販売が年率1360万台レベルと、回復の兆しを見せているものの、「韓国メーカーがウォン安を背景に攻勢をかけており、苦戦している。この状態が続くと(日本勢は)シェアを落としていくことになり、非常に厳しい状況」と話した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. ネオレトロ感漂う新型ホイール「+81Wheel」、阿部商会「ラ・ストラーダ」ブランドから発売
  5. アウディが新型コンパクトカーを開発中!? エントリーレベルの『A1』と『Q2』後継モデルはBEVに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る