デンソーと大幸薬品、車室内の除菌・消臭商品を共同開発

自動車 ビジネス 国内マーケット

デンソーと大幸薬品は20日、車室内の除菌・消臭を行うための「車両用クレベリン」を共同で開発したと発表した。

車両用クレベリンは、短時間で無人の車室内に濃度を最適化した二酸化塩素を発生させ、洗浄が困難なシートおよび車室内の除菌・消臭を行う商品。デンソーが開発した「クレベリン発生機」に大幸薬品が開発した「クレベリンカートリッジ」をセットして使用する。
クレベリンの主成分である二酸化塩素は、特定のアミノ酸を酸化することでウイルス・菌を除去、ニオイを消臭する働きがある。新開発の車両用カートリッジは、短時間で最適濃度の二酸化塩素を発生させ、デンソーのカーエアコン技術を応用した発生器が最適な風量・風向で成分を拡散。効果が容易に引き出される商品となっている。

デンソーがカートリッジを大幸薬品から供給を受け、発生機とあわせて来年1月上旬から販売を開始。カーディーラーを中心に、年間で発生機約3000台、カートリッジ約40万本の販売を目指す。なお、新製品は、両社にとって初の協業商品となる。

価格は発生機がオープン価格、カートリッジが1本1200円。

《纐纈敏也@DAYS》

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