スマートハウス関連世界市場、2020年には4倍に…富士経済展望

自動車 ビジネス 企業動向

富士経済は、スマートハウスに関連する製品・システムの世界市場を調査し、その結果を報告書「スマートハウス関連技術・市場の現状と将来展望2012」にまとめた。

報告書では、スマートハウスを構成する製品・システムとして住宅用太陽光発電システム、住宅用燃料電池システム、太陽熱温水器、家庭用定置型リチウムイオン電池、家庭用ヒートポンプ給湯器、EV/PHV充電器など、計22品目を対象にした。

調査結果によると2011年のスマートハウス関連製品・システム市場は前年比18.7%増の2兆7073億円を見込んでおり、この内、1兆2443億円を国内市場が占める。

国内では、東日本大震災を境にスマートハウスを巡る市場環境が一変。電力需給逼迫や計画停電を受けて、再生可能エネルギーの必要性が再認識されると共に、エネルギーの自律分散や地産地消、また、節電やピークシフトなどのエネルギーマネジメントが注目を集めている。

国内市場で2011年に規模が最も大きいのはスマート家電(5954億円)で、市場全体のおよそ半数を占める。次いで、住宅用太陽光発電システム(3300億円)、家庭用ヒートポンプ給湯器(1301億円)と見込まれる。

2020年のスマートハウス関連市場は、世界全体で2011年比約4.4倍の11兆9431億円と予測。国内市場は同約2.8倍の3兆4755億円、新築戸建住宅を中心にスマートハウス化が進展すると予想している。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 日本にはないアバルトの高性能SUV、『パルス アバルト』が大胆イメチェン!
  4. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る