トヨタ車体が組織改正…ミニバン・商用車・SUV専門完成車メーカーに向けて

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トヨタ・ノア(トヨタ車体製)
トヨタ・ノア(トヨタ車体製) 全 3 枚 拡大写真

トヨタ車体は、トヨタ自動車の完全子会社となる。これにあわせて2012年1月1日付けで組織改正を実施すると発表した。

トヨタ車体は、トヨタの完全子会社となってミニバン、商用車、SUVの企画・開発から生産までを一貫して担当する完成車メーカーを目指す。今回の組織改正は、これを踏まえ企画機能強化と技術領域の拡大、海外事業拡大、特装・福祉事業拡大が目的。

具体的には顧客が期待する商品を提供するため、「BR商品調査・企画室」と「BRアセアン戦略室」の商品企画機能を統合し「商品・営業企画部」を新設し、商品企画機能を強化する。シャシー設計など、技術領域の拡大に向け「車両設計部」を新設する。

また、海外事業拡大に向け事業企画と海外事業体の管理体制を強化するため、「グローバル生産企画部」を「海外事業部」と「生産企画部」に分離・独立させる。商用車・ミニバンの海外でのCKD生産など、生産企画機能強化に向け、「BR-KD推進室」を新設する。

さらに、特装・福祉事業の海外展開に向け、商品企画、営業機能強化のため「特装・福祉センター」を新設する。加えて特装・福祉の開発と製造業務を完成車組織へ組み入れ、体制強化を図る。

《レスポンス編集部》

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