【トヨタ アクア 発表直前】ディーラーが感じた弱点と誤解

自動車 ニューモデル 新型車
トヨタ・アクア(東京モーターショー11)
トヨタ・アクア(東京モーターショー11) 全 6 枚 拡大写真

26日発売予定の、トヨタ自動車の新型ハイブリッドカー、『アクア(AQUA)』。全長×全幅は、同じトヨタでは『ラクティス』と同じ3995mm×1695mm。全高はアクアの方が低く、ラクティスの1585mmに対し1445mm。空気抵抗を減らしたり、重心を下げている。

これらの数字からアクアは、ファミリーカーだけでなく、パーソナルカーとしての性格を持ち合わせていることがわかる。ファミリーユースとしては若い家族向け、エントリーレベルだ。

すでに受注を開始している都内のディーラーでは、「『プリウス』と比べなければいい車」という。見方を変えると、大きさや装備の快適性を求めてアクアとプリウスとを比較すると、アクアの性格を誤解する。

「スマートエントリーやプッシュスタートなどのオプションをつけ、プリウス並みの装備にしようとすると20万〜30万の追加。そうするとプリウスと価格面で大差ない」。アクアの価格は売れ筋のSで179万円、オプション込みで200万円前後。プリウスは217万円からだ。

同じディーラーでは、「アクアの一番のアピールポイントはやはり燃費」という。アクアの燃費はJC08モードで35km/リットル、プリウスはエンリー仕様のLで32.6km/リットル、それ以外の全ての仕様で30.4km/リットルだ。

「車体はコンパクトクラスにしてはそれほど小さくはないが、1.5リットルエンジン+モーターをこれだけの車体に搭載する技術力は評価されてもいいはず」

《瓜生洋明》

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