JXエネルギー、EV有料充電の実証実験

エコカー EV

JX日鉱日石エネルギーは、東京都、神奈川県の18か所のENEOSサービスステーション(SS)で2012年1月12日から電気自動車(EV)向けに有料の急速充電サービスの実証を開始すると発表した。

同社は2009年度からENEOSのSSでEV向けビジネスモデルに関する実証プロジェクト「ENEOS EVチャージステーション・プロジェクト」を展開してきた。SSでのEV向けビジネスの事業性を検証するプロジェクトで、第一段階として、急速充電サービスを無料で提供しながら、アンケート調査などを通じEVユーザーのニーズや充電利用状況の把握・分析、EV向けサービス提供ノウハウを蓄積してきた。

これまでの実証の結果を踏まえ、月額固定の会員制度「ENEOS EVチャージメンバー」による有料サービスの実証を開始する。

料金はENEOSカードのAプランが月額3000円、ENEOSカード以外のクレジットカードのBプランが3500円、法人向けENEOSビジネスカードのCプランが3000円。会員以外の充電利用は1回当たり1000円。

会員は18か所のSSで何度でも充電可能。

また、3月末までの間は、経済産業省資源エネルギー庁の補助事業として、出光興産、コスモ石油、昭和シェル石油と共同で「EVサービスステーション・ネットワーク」を展開する。これに伴ってENEOS EVチャージメンバー会員は、ENEOS以外のSSでも急速充電サービスを利用できる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  4. 日産、新型SUV『カイト』予告…ブラジルで生産し世界20か国以上に輸出へ
  5. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る