フィアットグループオートモービルズジャパンのポンタス・ヘグストロム社長は5日、2012年のフィアットおよびアルファロメオ両ブランドの日本での販売台数が1万台を超えるとの見通しを明らかにした。
ヘグストロム社長は同日、都内で開いた新型アルファロメオ『ジュリエッタ』の発表会で2012年の販売について「アルファロメオの販売は倍増し、アルファ、フィアットで1万台を超えると想定している」と述べた。
さらに「ボリューム、シェアともに日本での過去最高記録ということになる」とした上で、「最大の成長がジュリエッタから見込めることは間違いない」と強調した。
一方、フィアットブランドに関しては「ツインエアが通年で販売できることや新しい限定車を投入することで『500』の販売の伸びが続く。それに加えて新型『パンダ』が2012年後半に日本でも発売される」と述べた。
フィアットグループオートモービルズジャパンによると2011年のフィアットおよびアルファロメオ両ブランドの販売台数は約8000台という。