【デリーモーターショー12】日系部品メーカー、初出展相次ぐ

自動車 ニューモデル モーターショー
日系サプライヤーも積極的に出展
日系サプライヤーも積極的に出展 全 7 枚 拡大写真

デリーモーターショー12では、日系サプライヤーの初出展が相次いだ。

デンソーをはじめ、アイシン、アドヴィックスといったトヨタ系サプライヤー、横浜ゴムもブースを構えた。

従来ほど系列が強く機能しなくなったため、自動車部品メーカーの海外展開では、現地サプライヤーとの激しい競争が避けられない。

日系自動車メーカーの海外進出当初は、製品や企業間の信頼性から、日系サプライヤーの部品を採用することが少なくないという。しかし、継続的に採用が続くとは限らず、コスト削減を目的に、自動車メーカーは現地サプライヤーの採用を検討しはじめる。ここで、日系サプライヤーは現地サプライヤーとの競争にいかに勝利するかということが大きな課題となる。同時に、日系サプライヤーは、現地の労働力をうまくマネジメントしながら、自動車メーカーのコスト削減要求に応え続けることのできる現地生産体制をブラッシュアップし続けていかねばならない。

また、日系自動車メーカーが現地サプライヤーを採用することと同様に、日系サプライヤーは、現地自動車メーカーへの部品供給も狙っている。

アドヴィックス、ファウンデーション事業部の酒井政則氏は、「今回の出展は、まずは当社の持つ技術をインドの方々に知ってもらうことが狙いとなっています。その延長として、インドの現地自動車メーカーの方に製品をアピールできればと考えています」と話した。

《土屋篤司》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る