【CES 12】入場制限や途中退席のプレスカンファレンス---混雑で

自動車 ビジネス 海外マーケット
メイン会場となるLVCC・ラスベガスコンベンションセンターの正面入口。ここはすっかり準備が整ったようだ
メイン会場となるLVCC・ラスベガスコンベンションセンターの正面入口。ここはすっかり準備が整ったようだ 全 9 枚 拡大写真

10日よりスタートする世界最大の家電ショー「International CES2012」。開催前日となり、メイン会場のラスベガスコンベンションセンター(LVCC)は、その準備に大わらわ。対象がITやAVから、EV関連として自動車メーカーも多数出展。来場者数は昨年を大幅に超える見込みだ。

アメリカは失業率が若干改善し、消費動向も上向いている中、新年を迎えた。それだけにここラスベガスは週末ともなると大勢の人出で賑わう。そうした状況下で開催されるCES2012は来場者が増えるのも当然なのかもしれない。

ただ、プレスカンファレンスはどこも入場するのに長蛇の列で、入場するのにも一苦労。昨日開催されたUnveiledで予想はついたものの、その列の長さは半端じゃなく、入場すればどこも隙間一つ見つからない。そんな中、サムスンの入場では2時間も前から並ぶ人が現れ、ついに並んでいても入場できない状態も発生した。

こんな状況だから、せっかく入場しても次のプレスカンファレンスへ向かうために途中で席を立つ人が続出。カンファレンスは大体45分ほど行われるが、30分ぐらいで場内がざわつき始めるのだ。これは異常とも言える状態だ。

とはいえ、各社が趣向を凝らして開くプレスカンファレンスだけに、どんなイベントが開かれるのかも楽しみの一つ。なかでもソニーは、毎年大物スターを呼ぶことで知られ、今年は誰が来るのかに興味津々。そんな中、現れたのはハリウッドスターのウィル・スミスと、女性歌手のケリー・クラークソンの二人。

ウィル・スミスは間もなく公開される映画『MIB3』のPRも兼ねての登場だが、間近でハリウッドスターが見られるチャンスはそう多くない。その後はケリー・クラークソンによるミニライブも開催され、なかなか豪華な雰囲気の間かで9日のプレスカンファレンスは終了した。

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  3. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  4. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る