【デトロイトモーターショー12】メルセデスベンツ Eクラス…2種類のハイブリッドで攻勢に

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メルセデスベンツのハイブリッド車、E400ハイブリッド(左)とE300ブルーテックハイブリッド(右)
メルセデスベンツのハイブリッド車、E400ハイブリッド(左)とE300ブルーテックハイブリッド(右) 全 10 枚 拡大写真

9日、米国で開幕したデトロイトモーターショー12。新型『SL』をワールドプレミアしたメルセデスベンツだが、『Eクラス』のハイブリッドにも相当の力が入れられていた。

というのも、今回のデトロイトモーターショー12で、メルセデスベンツは『Eクラス』の2種類の市販ハイブリッド車を初公開。日本メーカーのお株を奪うハイブリッド攻勢を見せたのだ。

2種類のハイブリッドとは、ガソリンエンジンがベースの「E400ハイブリッド」と、ディーゼルエンジンがベースの「E300BlueTECハイブリッド」。ガソリン仕様は北米や日本、中国などで、ディーゼル仕様は欧州をメインに販売しようという戦略である。

日本にも導入されるE400ハイブリッドは、『Sクラス』のハイブリッド、「S400ハイブリッド」(日本名:「Sクラスハイブリッド」)と基本的に同じシステム。エンジンは3.5リットルV型6気筒ガソリンで、最大出力306ps、最大トルク37.7kgm。モーターは最大出力27ps、最大トルク25.5kgmを引き出す。エンジン、モーターともに、Sクラス用からパワーアップした。

アイドリングストップや回生ブレーキ、モーター単独で走行できるEVモードも装備。米国EPA(環境保護局)予想燃費は、市街地10.2km/リットル、高速13.2km/リットル、複合モードで11.5km/リットル(27マイル/ガロン)と公表されている。

《森脇稔》

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