デンソーのプラズマクラスターイオン発生機、1.5倍の高濃度イオンを発生

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デンソーは、床置き型の車載用プラズマクラスターイオン発生機パワフルモデルを2月15日からカー用品店などで順次発売すると発表した。

デンソーは、シャープと共同で開発したカップ型の車載用プラズマクラスターイオン発生機を2009年12月から販売している。この製品は車内の浮遊アレル物質(ダニのふん・死がい)や浮遊ウイルスの作用を抑え、浮遊カビ菌や付着したニオイを分解・除去する効果がある。

今回発売するパワフルモデルは、花粉の除去へのニーズが高かったことを受け、デンソーの独自の設計により、シャープのプラズマクラスター技術を搭載したイオン発生機として開発した。パワフルモデルは、新たに2層構造の除塵フィルターを搭載するとともに、標準モードの約1.5倍の高濃度イオンを放出する「パワー」モードを設定する。

ミニバンなどの後部座席の足元へ置ける床置きタイプとなっており、シガープラグに差し込むだけで手軽に使用できる。別売りの専用ACアダプターを装着すれば、家庭でも使用できる。

一方、2009年から発売してきたカップ型モデルは、標準モードの約2倍の高濃度プラズマクラスターイオンを放出する「ターボ」モードを搭載、外観デザインも一新した高性能版プレミアムモデルとして、パワフルモデルと同時に新たに発売する。天面の運転ランプが車のメーターを意識した表示デザインとなっており、イオンの吹き出し口にもLEDイルミネーションを装備した。

パワフルモデル仕様の価格は2万5000円、プレミアムモデル仕様はオープン価格。

《レスポンス編集部》

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