タタの世界販売、ナノの改良モデルに支持…2011年12月実績

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インドのタタモーターズは16日、2011年12月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は11万4920台。前年同月比は27%の大幅増で、5か月連続で前年実績を上回った。

画像:タタグループの主力車

乗用車の2011年12月世界販売台数は、6万1066台。前年同月比は45%増と、4か月連続でプラスを維持した。商用車の12月世界販売は、5万3854台。前年同月比は12%増と、引き続き好調だ。

インド国内では、超低価格車の『ナノ』が7466台を売り上げ、前年同月比は29%増。2011年11月に発表した初の改良モデルが、顧客に支持された。

また『インディカ』シリーズは、前年同月比57%増の9307台。『インディゴ』シリーズは、32%増の6888台、『スモー』『サファリ』『アリア』『ベンチャー』シリーズも、90%増の5255台と売れている。

また、傘下のジャガー&ランドローバーの12月世界販売は、3万0981台。前年同月比は45%増と、引き続き2桁増を維持する。その内訳は、ランドローバーが前年同月比54%増の2万6255台。これは、レンジローバー『イヴォーク』投入の効果が大きい。

一方、ジャガーの12月世界販売は4726台。前年同月比は9%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。

《森脇稔》

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