【オートモーティブワールド12】島根県の企業が共同制作したコンバートEV出展

エコカー EV
島根県次世代自動車等研究会のコンバートEV
島根県次世代自動車等研究会のコンバートEV 全 2 枚 拡大写真

島根県内の企業などが参加する島根県次世代自動車等技術研究会は18日、東京ビッグサイトで開幕したオートモーティブワールド12に軽商用車をベースに独自制作したコンバートEV(電気自動車)を出展している。

このコンバートEVは、スズキ『エブリイ』がベースで、エンジンとトランスミッションがあった前席下のスペースにモーターとリチウムイオン電池を搭載している。最大出力72馬力、走行距離は100kmという。

コンバートEVの制作に参加したアクティブの井上賢二代表取締役は「エンジンのあった場所に一番重たいバッテリーを置き、トランスミッションをやめてその部分にモーターを置いてドライブシャフトに直付けしたことで軽量化を図った」と話す。車体重量は約900kgで、三菱自動車の軽商用EV『ミニキャブMiEV』より「200kg軽い」としている。

島根県次世代自動車等技術研究会は2010年に発足、島根県内の機械加工、ソフトウエアメーカーなどの45企業と島根大学が会員となっている。今年度の活動としてコンバートEVを共同制作し、今回初出展となるオートモーティブワールド12に出展した。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 6年ぶりビッグネーム復活!? 新開発のV12エンジンが搭載されるフラッグシップGTとは
  2. 水平対向8気筒エンジン搭載バイクは世界唯一、中国長城汽車の「SOUO」ブランドが発表
  3. トヨタ『シエンタ』対応の「車中泊キット」一般販売開始
  4. スズキ スーパーキャリイ 特別仕様は“For Your Work Buddy”…デザイナーの思いとは?
  5. BMWの新型車、ティザー…実車は5月24日発表へ
  6. BMWが14車種の新型車を発売へ…『X3』や『1シリーズ』に新型 2024年
  7. 街乗りでも効果絶大! アライメント調整で車の走行性能をアップさせる方法~カスタムHOW TO~
  8. VW『ゴルフ』改良新型、新PHEVはEVモード143kmに拡大…欧州受注スタート
  9. トヨタ紡織が「FCアシスト自転車」など、カーボンニュートラルに向けた製品・技術を展示へ…くるまのテクノロジー展2024
  10. 【ハスクバーナ スヴァルトピレン801 試乗】パラツイン搭載でパワーUP!欲張りライダーに応えるスマートバイク…小川勤
ランキングをもっと見る